色のふしぎ

はじめまして、グラフィックデザイナーの福田です。

さて、突然ですが、あなたは今トイレを探しています。もはや一分一秒を争う状況です。
そして、やっと見つけたトイレ!そして見慣れたこのサイン。…よし、こっちだ!



 

 

 

 

ふースッキリしましたね。

…おや、あなたは今どちらのトイレから出てきましたか?

男性は右、女性は左を選んだという方が多いのではないでしょうか。
もう一度よく見てください。右はスカートをはいていますよ…!
普段ならこちらを女性と認識していませんか?

このトイレの男女マークの「色」を入れ替えてさまざまな国の方に対して実験した事例があります。
結果、日本人の大半が間違ったトイレに入り、
海外の方はこの間違いをするケースがほぼなかったそうです。

実におもしろい。

なぜこのような結果になったのでしょう?

人間の脳は、これまでの経験や知識から推測して物事を判断をすることができます。
日本では一般的に男性が青系統、女性は赤系統で表現される傾向にあり、
子どもの頃からランドセルや持ち物などから男女の色のパターンを繰り返し経験しています。
そしてものごとを判断するときに発動され、色から男女を識別し間違ったトイレに入ってしまう…
という行動を起こさせたのです。

このトイレの色分けは、一説によると
1964年の東京オリンピックあたりから始まり、大阪万博で一気に広がったと言われています。
国際的な祭典やイベントにはさまざまな国の方が集まります。
男性がスカートをはく国もあり女性がスカートをはかない国もありますので、
デザインだけでなく色でも男女を区別するという二重の識別ができるようにしたそうです。

一方、海外では色による男女の識別はあまりされておらず、
どちらかというと形や文字で表現されていることが多いために、
間違う人が少なかったのですね。

最近ではユニバーサルデザインといって、
文化・言語・国籍の違い、老若男女の差異、障害・能力を問わずに利用することができる
施設・製品・情報の設計(デザイン)が重要視されています。
そして、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて
街中でもユニバーサルデザイン化がどんどん進められています。

色の話からすこしずれてしまいましたが、
デザインにはそれが設計・作成された時代背景を反映されていておもしろいですね。

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウェブサイトやパンフレット、看板などを作成するときに大切な事は、
情報をきちんと届けたい人に届けることです。
そのためには、年齢や性別などなど…情報を届けたい層の好みの傾向や流行をきちんと把握して
デザインをする必要があります。
先ほどのトイレの例でもわかるように「色」は一瞬で区別がつくほど強い要素で、
人間が物事を認識・識別するメカニズムとして比重が大きいのです。

信号機もその顕著な例ですね。「赤」は警告、「青」は安全。

だからこそデザインする上で「色」は大変重要な役割を担います。
人間は「やさしそう」「おいしそう」「高級そう」「危なそう」「楽しそう」など…
色のイメージを潜在的に持っています。
私たちはこのような人間の心理も加味しつつ、
「届けたい人に確実に届ける」ことができるようにデザインしています。

弊社はデザインはもちろん、現状の分析から改善策などさまざまなご提案をさせていただきます。

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